創栄図書印刷株式会社 | 『帯(おび)』ってなに⁉

『帯(おび)』ってなに⁉

2026/01/14

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こんにちは…第一製造部 IRIMOです。
月日がどどーんと経ち、2026年に突入いたしました。
そんなこんなで、今年もよろしくお願いいたします。
今年も本をいっぱい読むことを誓います!

今回の新入りROBO(4期生?)! 半端ない透明感! 将来が楽しみです♪ よく見て覚えてね~

では、問題です。 4期生はどこにいるでしょうか?

さて、今回は、本の帯について探ってみました。
「帯」ってなに⁉ となるかもですが…
本を手にする時に、まず読んでしまいませんか?
多分、それです笑。本にクルっと巻かれている…
そんな帯にもいろいろと役割があるようですよ。

◯本の帯とは…

本に帯をつける文化は日本独特の習慣なのだとか。海外には、ほぼないとされています。
限られた小さなスペースで、主に本のキャッチコピーなどが刷られている紙です。
本の表面の一部分を覆うように巻いているのが、本にかけたベルトのように見えるので「帯」という呼び名がついたのだそうですよ。
また、他にも「帯紙(おびがみ)」「腰巻(こしまき)」とも呼ばれるのだとか。
因みに、英語では「belly band」と呼ばれるそうです

「確かに、本の下の方にくるりと巻かれていますね。帯以外の呼び名は知らなかったです…」

◯帯の役割

・本の宣伝やPR効果
・読者の購買意欲を掻き立てる効果
・デザイン上の向上
・本を読み進める上での情報が得られる

「そうですそうです! 何気に帯って本を買うときに読んでいるように思います。宣伝効果あり!って感じですね。」

◯なぜ、帯に書くの?

そういえばなぜ、表紙と別々に帯をつけるのでしょうか?
何と、帯に刷ることで、情報の更新などいろいろな役割を果たしているのだそうです。
例えば、よく目にするのは「10万部突破」という宣伝がありますよね。そしてその後、どんどん売れて「20万部突破」となった際、帯を変えるだけで済むというわけです。

となると、同じ本を買っていても買う時期などにより、帯は変わっていることがあるということですね。
なので、初版の帯は、なかなかなレアなものになることもあるのだとか…

「むむっ! 確かにそうかも! ほしい本は、見つけたらその時に買うのは大事なのかもしれません。」

◯帯の保存方法

正直な所、帯って本をそのまま読んでいると外れそうになったり、破けたり…って経験はないでしょうか。できれば、本に付けたままきれいに保存したいので、何かいい方法はないかとネットで見てみると、いくつかの保存方法が載っていました。
・ブックカバーをつける
・本に「帯」→「表紙カバー」の順でかける
・本とは別に保存する
・しおり代わりに使う などなど…
最近IRIMOは、ブックカバーをつけるようになり、何となく煩わしさもクリアし、きれいに保存できていると思います。
ブックカバーは、小説などを読むときに使用していますが、その他の本(参考書など)などの、ブックカバーをしない時に、本に「帯」→「表紙カバー」の順もいいかもです。
この方法は思い付きませんでした。確かに、きれいに保存できそうです。
因みに、本を読む時に帯は捨てる派という方もいらっしゃると思います。
でもでも、捨てない方がいいかもですよ~。

【余談ですが…】
古書市場では「帯付きの本」は付加価値が上がっているそうですよ。
なぜなら、帯は捨てられることが多いためなのだとか。
人気作品などは、増刷に伴い帯が変更されることから、初版時の帯は特に珍しいものとして価値がでてくるようです。

「やはり、初版はレアですね。IRIMOは遅れがちに買うことが多いので、本屋さんへ行ったら、今度から気を付けて見てみようと思います。」

また、古書店の同業者市では、帯のみを販売することもあるようです。古書愛好家・収集家にとって価値を持つ収集品となることもあるのだとか。帯、大切にしたいですね。

余談の余談ですが…

国立国会図書館の納本制度では、本のみを保存し、カバーと帯を破棄するようです。

「ええーっ? どゆこと? 何か訳があるのですよね…きっと。
なので、お気に入りの本を納本する時は、カバーと帯を記念に持っておくのもありとの情報もありました。国会図書館の納本制度があるのを初めて知りました。」

◯帯のいろいろ

帯にもいろいろあるようで、色や形に凝り、派手な配色などで目を惹くような帯
があったり、大きいものでは、表紙の半分以上にわたる大型の帯もあるそうです。
また、表紙と一体化しているものもあります。他にも、帯を外すと隠れた部分が見えて印象が変るなど、デザインもいろいろと工夫されているものも。

◯フェアでも活躍

出版社によるキャンペーンが行われる際、その商品群に対してフェア用の統一されたデザインの帯が用意されることがあります。通常は、1冊の本に対し1つの帯が用いられますが、この時は、フェス用の帯に掛け替えが行われるようです。
夏になると見かけることがありますよね。夏の文庫フェア!
例えば、新潮文庫さんのフェアで「新潮文庫の100冊」
集英社文庫さんの「ナツイチ」
KADOKAWAさんの「角川文庫夏フェア」(角フェス)
キャンペーン用に掛け替えられていたのですね。

今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
改めて、いろんな本の帯を見直してしまいました。
帯を読むことで、新たなる分野の本に巡り合えるかもですね。
まずは、出会ったらその時にゲット! 心掛けます笑

 

この度、創栄文庫がZINEとなりました。
コラムとは異なり、縦書きに仕上がっています。
内容は、ほぼほぼコラムと同じですが、新たなるキャラも登場!


因みに、こちらの帯は、表紙と合体しております。

 

問題の結果発表~!

四角で囲っている所だよ~

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